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日本語教師を目指す方へ
カナダの日本語教育
カナダの日本語教育事情を教えてください。
国際交流基金のホームページ カナダの日本語教育情報 をご覧ください。
日本語教育の実施状況、教育制度と外国語教育、学習環境、教師、教師会、日本語教師派遣情報、学習目的、シラバス・ガイドライン、評価・試験、日本語教育略史、参考文献一覧 の情報があります。
トロントに日本語学校はいくつありますか?
2003年国際交流基金資料によると、以下の学校があります。
学習者の母語(英語・日本語)、目的(国語・継承語・第二外語としての日本語)によって、学校はそれぞれ異なります。(継承語とは、移住してきた方々の言葉・文化を受け継いでいくこと。)
幼児教育
・ Ikebata Nursery Centre
初・中等教育
・ ヘリテージ日本語学校
・ トロント国語教室
・ トロント日修学院
・ トロント日本語学校
・ トロント補習授業校
・ 日加学園
・ George S. Henry Academy
・ The Giles School
・ Thornlea Secondary School
・ School board(学区の教育委員会)
大学
・ トロント大学
・ ヨーク大学
成人・社会教育
・ あいたす日本語学校
・ トロント日本語学校
・ 日加学園
・ ヘリテージ日本語学校
・ George Brown College
・ Japanese Canadian Cultural Centre
・ Momiji Health Care Society
・ Ryerson University
・ Seneca College
・ Spring Hills Educational Centre
・ Toronto University continuing education
学校ではどんな生徒が勉強していますか?
あいたす日本語学校は、第2・3外国語として日本語を習う成人の方対象の学校ですので、社会人の方が中心になります。
トロントの土地柄、カナダ人以外にも南米・中南米、ヨーロッパ、中近東、アフリカ、インド・中国・香港・台湾・韓国・フィリピン・ベトナムなどのアジアや 日系人など世界各地の様々な方が学習しています。
日本の伝統文化、歴史、文学、芸術、映画、武道に興味を持っていたり、最近では、Jポップ、アニメ、マンガ、ゲーム、テクノロジーなどに触れ、日本に興味を持ち日本語を習うきっかけになっています。そして、将来は日本へ旅行に行きたい、留学したい、働きたいなど具体的な目的を持って、みなさん日本語を真剣に勉強されています。
当校で日本語を習う生徒の中で最も多い職種はエンジニアです。続いて、金融系、英語教師となっています。
エンジニアが多い理由
・北米トップクラスの工学部を持つ大学があり、この分野の職に就く人が多い
・Co-opというカナダ人青年対象の工学・科学インターン制度で日本へ派遣される人が多い
・トロント周辺は大きな自動車産業が盛んで・日系企業で働いている人が多い
金融系が多い理由
トロントにカナダ最大の金融市場があり、銀行、証券、保険会社で働く人が多い
英語教師が多い理由
・トロントに日本の英語学校リクルーター事務所があり、
英語教師として派遣される人が多い
・JETプログラムで英語教師として日本の小中学校へ派遣される人が多い